とある仕事に就いたら体型へのこだわりが変化した話

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ダイエットする豚

人はそのときそのときで自分なりにいろんなことを学んでいく。

なので人生で無駄なことは何一つない。

そう思います。

ちょっと偉そうなことを語っちゃいましたが、そんなふうに思える出来事があったのでお話しようと思います。

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体型へのこだわりはなかなか変わらない

肩脇を見せてポーズをとる女性

私のような「摂食脳」は、痩せていれば痩せているほどいいと考えてしまいがち。

誰よりもガリガリじゃないと自分はダメ、みたいな。

自分に関しては、世間一般的に普通体型と言われる体型でもぽっちゃりかデブに見えてしまう。

それなのに他人に関しては、普通体型でも自分よりも痩せていると思えてしまったり。

自分の体型に関してはすごく厳しい。

なので摂食障害の症状がなくなってもなかなか体型に関してのこだわりは変えられなくて、いつまでもガリガリに憧れていたりしませんか?

私はそんな感じで、なかなか普通の体型を受け入れられませんでした。

痩せすぎていないカッコいいスタイルを目指す!なんていう雑誌の特集をみても、やっぱりそんな体型よりも他ページの痩せすぎたモデルさんの写真のほうがいいと思ったりしていました。

そんな私が「普通体型」を受け入れられるようになり、自分の体型の基準が変化した出来事があったのです。

それはある仕事を経験したことからでした。

ガリガリじゃなく「健康的な普通の体型」がいいと思えるようになった理由

ハートの観葉植物

いつまでもガリガリに憧れていて、普通体型に戻った自分をなかなか受け入れられなかった私が、健康的な体型のほうがいいと思えるようになるきっかけになった仕事。

それは「介護職」でした。

 

老人介護施設に入所しているようなおばあちゃんたち。

いろんな体型の人がいますが、病気になってしまった人も大勢いるので、かなりガリガリの人もいました。

そんな人たちと話していると
「私は昔、すごいおデブちゃんだったのよ~」
という人がかなり多かった。

今の痩せすぎな体型からは想像できないほど、太っている写真を見せてくれる人もいらっしゃいました。

そう。

歳をとると、すごく太っていてもそんなふうに痩せてしまうことは大いにあるんです。

そんな、病気で痩せすぎてしまった人を見てこんなことを思うのも失礼だとは思いますが、自分が拒食で痩せに憧れていたときに目指していた体型はこんなんだったなぁ、と思ってしまいました。

そんな痩せたおばあちゃんたちは、痩せすぎてしまってまともに動けない人も多いのです。

車椅子でトイレまで行き、痩せすぎているので便座に長時間座っているのは骨が当たって痛い。

そんな状態。

痩せすぎているので、骨がもろくなっていて骨にヒビが入ったり折れたりすることはよくあり、肋骨にヒビが入って痛がっていたおばあちゃんの姿は、痛々しくて見ていられないくらいでした。

年齢がいってるから骨がもろくなっているのもありますが、そうじゃなくても痩せすぎている人が肋骨にヒビが入ったなんてときどき聞く話。

そう考えると痩せすぎていることは恐ろしいことだと思えるようになりました。

けれども「太りすぎも嫌だ」とさらに思うようにもなった

遠くを眺める女性

ぽっちゃりのおばあちゃんならいいんです。

歳を取ると代謝が落ちて太りやすくなるので、ご老人はぽっちゃりしている人も多いですよね。

見ていてそのくらいのおばあちゃんたちがいちばん可愛かったりもします。

 

しかし、とんでもなく太ってしまっている人もいるんですよね。

そんな人たちはいろいろ大変。

介護する側ももちろん大変なのですが、本人も大変だったりするのです。

まず動くのが大変。

清潔にしようと思っても、歳をとると自分では行き届かないところがある。

太りすぎているとそんな部分がさらに多くなるので、介護者もよく見ていないと大変なことになっていたり。

ちょっと動くと息があがってしまうので、動くことが億劫になってベッドでずっとお菓子を食べてるおばあちゃんもいました。

そしてさらに太っていくという…

 

そんな人が体調を崩してしまうと、さらに大変なのです。

普段よりも自分の力が入らない状態なので、移動したりするのにも介護者にさらに負担がかかってきます。

そうなるとたくさん人がいるうちはいいけれど、夜間などの介護者が少ない時間帯なんかに転倒したりすると、簡単に起こしてもらえなくなったりします。

いくら介護技術を学んでいる人間でも、太りすぎている人を一人で持ち上げるのは大変なのです。

夜中に転倒して、他フロアにいる少ない夜勤者が応援に来るまで待たされるとか、そんなこともときどきありました。

体調が悪かったりすると、そんな状態はつらいですよね。

そういうのを見ていて、老人になって太りすぎるのは避けようと思いました。

なんだかんだ言ってもぽっちゃりくらいがいちばん健康的なことは確か

ハートに囲まれたくまのぬいぐるみ

本当はそうなんですよね。

わかっているけど、やっぱりちょっと痩せているほうが憧れますが。

ちょっとぽっちゃりくらいがいちばん健康的な人が多かったことは確かでした。

それにぽっちゃりくらいの人のほうが、自分のことを自分でできる人が多いです。

病気なんかでできなくなっちゃうこともありますが、太った人や痩せすぎの人よりも、ぽっちゃりの人のほうが自分のことを自分でやれる人がやっぱり多いのです。

 

それを考えると、私くらいの年齢になると(現在41歳)痩せすぎるのも太りすぎるのも考えものだなぁと思ってしまいます。

若いうちならそれでも痩せていたいと思えたかもしれないですけどね。

スタイル抜群のおばあさんなんてそんなにいないし、いたらちょっと怖いかもだし…

 

今若くて痩せていることしか考えられない人も、歳をとったらそういう風に思えるようになって、案外摂食障害なんて自然に治ってしまうんじゃないかなぁとも、この年齢になると思います。

その前に摂食障害が悪化して病気になってしまったら、歳をとってからもっと大変だと思うので、そうなる前に体型に関して私のように諦めがつくといいですよね。

摂食障害は多少諦めがついて開き直っちゃうほうが、治る可能性が高いと私は思うのです。

摂食障害を治すには「開き直っちゃうくらいがちょうどいい」

 

私も若いときは摂食障害は治らない病気なんじゃないかって思っていたりしたこともありましたが、今の年齢にさしかかってそんなことはないんじゃないかと思えるようになってきました。

諦めがついてくるんですよね、歳取るといろんな面でw

なので今若くて摂食障害に苦しんでいる人も、諦めなくても大丈夫です。

きっとそのうち、諦められるようになってくると思いますよ。

その前に病気になったり命を落としたりするようなことがないようにしてください。

 

生きてると人生案外長いです。

それなら多少ぽっちゃりでも、健康で楽しいほうがいい。

そう思えるから今、私もきちんと治してしまいたい。

そんな気持ちで頑張っています。

おばあちゃんになって老人介護施設で過食嘔吐していたりしたらと考えると恐ろしいので、早く治してしまおうと思います!

 

全然関係ないけれど、老人介護施設で働いてみて感じたこと。

歳を取ったらまわりの人を大切にしたほうがいいなぁって思いました。

面会に来てくれる人の質があまりにも極端な人が多かったので。

環境や運もあると思いますが、毎日献身的すぎるくらいに世話をしにきてくれるお嫁さんがいたりする人もいる中で、最期のときを迎えてもご家族がなかなか来ないような人もいらっしゃって、いろいろ考えさせられるお仕事でもありました。

 

入所の書類の身内の欄に書いてある名前が内縁の夫で、お見舞いもその人しか来ないというおばあちゃんもいたりして、どんな人生だったんだろうと思ってしまうようなことも。

人生って本当にいろいろですね。

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