摂食障害が治るまで~治ったので治るまでの私の過程を紹介します~

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空と木漏れ日

 

もう二度と摂食障害にならないの?

と言われたらどこにもそんな保証はないけれど…

 

けれども私はなんとなくだけれどもう

 

・たとえばちょっとダイエットを頑張りすぎたとしても

・他人に心をえぐられるようなことを言われたとしても

・私の領域に他人が土足で踏み込んできたとしても

 

今までみたいに食に逃げてしまうようなことはほぼないような気がしているのです。

 

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摂食障害治ったかな。って思った理由

森の画像

 

「やけ食い」とかくらいならすることもあるだろうけれど。

普通の人がダイエット中にやっぱり食べちゃおくらいのやけ食いで終わらせられる。

 

ストレスたまったら「大好きなお菓子を買い占めて」とかはあるだろうけれど。

それを吐くこと前提でやることはもうしないだろうし、食べ終わった後に吐かなきゃいられないという心境になることもないような気がしているのです。

 

今なら、好きなものを好きなだけ。今食べて満足できる量だけ買ってゆっくり味わって食べられると思う。

 

まだ痩せたいって気持ちはあるから、今も懲りずにダイエットしてるけど。

そして中年だからなのかなかなか痩せられなくて、ときどき「食事を抜く」なんて無茶なこともしちゃうけれど。

拒食症にももう絶対になれないな~って思う。

やっぱ普通におなかすいてイライラするもの。

そしたら食べちゃうもの。

 

でも、それで減った体重が多少もとに戻っても

「もうダメだ」

と過食嘔吐に走ることは今のところない。

 

食べちゃったのは仕方ないじゃん? また明日からダイエットすればいいじゃん!

そう思えるようになった。

自分の意志の弱さも、でも度を超すと意志じゃなくて意地になってしまってやめられなくなってしまう面倒くさい性格も、なんとなくもう理解できてるから。

無茶しないし、弱くていいや~って認められるようになったんだと思う。

 

だから私は

「これはもしかして、摂食障害卒業出来てきてるのかな?」

そう感じて、このブログを久しぶりに書こうと思ったのです。

少し長いけれど、お付き合いいただけると幸いです。

 

治そうと心に決めたとき

空と山

 

私の場合。

治さなきゃ、治したい!

そう思ったのはやっぱり「妊娠中もやめられなくて子供に迷惑かけちゃったから」っていうのが大きい。

妊娠中に過食嘔吐が再発してやめられなかった私の妊娠中のエピソード
妊娠で摂食障害が再発。つわりが終われば吐くことはやめられると思っていたのにその後も吐き気はおさまらず、出産まで過食嘔吐がやめられなかった私の妊娠中の体験談です。食べて吐いたら陣痛が起こってしまったというとんでもない体験をしました。
陣痛がくるまで吐いていたバカ母の恐怖の出産体験談
私は陣痛が来るまで吐いていました。そんな私はちょっと悲惨な出産を経験したんだと思います。鉗子分娩で産まれた息子。そのままICUに入れられ、たくさんの管をつけられた姿を見て、今度こそ本気で過食嘔吐を卒業したいと思ったのです。

 

そして、子育てしていくうえでこの症状が絶対に邪魔になることが増えるだろうし「そんな姿を今の家族に見せたくない」という気持ちが強かった。

 

摂食障害私の略歴

摂食障害を克服中の主婦のブログです、摂食障害歴と自己紹介します
摂食障害を治すという目標をもってブログを書き始めた主婦です。拒食症から過食症になって、過食嘔吐するようになりました。今はときどき過食して吐いてしまったり、太るのが怖くて普通食嘔吐してしまうことがあります。普通に食事できるようになりたいです。

 

私の摂食障害は、幼少期に作られた性格ゆえのものと環境に起因する。

ダメな自分がダイエット成功していきなり注目されたら? もちろんそれなりの頑張りあってこその注目で、一目置かれて期待もされて。

そうなったら、どんな人でも多少はもうちょっと頑張っちゃうでしょう。

 

だけどバカな私は、負のループに巻き込まれてしまった。

 

「なんでそうなっちゃったんだろう? そんなつもりなかったのに」

そう思えるような事態が起こることって、ある。

もちろんきっかけは自分が作っているものだけど、どうしても抗えない状況に置かれてしまうことって誰しもある。

だから私はこのときのことも、巻き込まれたと思っている。

だって。同じようにダイエットをして一時的に痩せたほかのクラスメイトは、誰も私のようになっていなくて。

リバウンドしても今までどおり友人たちと楽しそうに高校生活を送っていたもの。

 

自分が作った原因と、自分の性格と、周りの環境がおかしな方向に私を流した。

運が悪かった。

そう思うようにしている。

 

けれどもどのようにせよ、摂食障害を患ってしまったのだから、それから長い年月苦しみ続けた。

生まれ育った家族は一時崩壊寸前。

家族から逃げるように家を出ては、なぜか戻され。

そのたびにどこか擦り切れて帰ってくるので、いつのまにか行きおくれ。

 

そんな私でもなんとか、優しい男性に恵まれて結婚。

摂食障害のことに理解のある旦那様で、これで治ると思っていたのに。

心配されても優しくされても、治らなかった。

ヤケになってまた反抗、そして逃亡。

そんな嫁にいつまでも付き合ってくれるわけもなく。

数年後に離婚。

 

なんかもう、摂食障害のことで疲れ果てた。

心配されたいとかよりも、とりあえずひとりでいるのはもう無理だと思った。

家族が欲しいと思った。

というわけで。安易すぎるけれど、子供作って結婚しちゃった。

 

私らしい人生だな~とも思う。

でも人っこひとり作っちゃったんだから。

いくらバカな私でも、それなりに重大なことなのは理解できるわけで。

 

このまま摂食障害を患っていたら。

私のおかしすぎる人生に、私の闇に、私の病みの渦に。

せっかく手に入れた家族をもう巻き込んではならねえ。

そう思った。

 

治さなかったら今度こそ、全てをなくす。

そのくらいの意気込みで、今回こそは完全に治す! と誓った。

 

つらくて消えてしまいたいと思うけれど。いきなり消えることなんて、できないしね。

それに、子供作ったのに消えるなんて。成長過程も見ずに消えるなんて、もったいなくてできない。

だから、安易すぎたけどそれでよかったんだと思う。

 

治す過程はやはり。すごく葛藤して苦しかった

悩める女性

 

もうね、今回は摂食障害のことなんて隠し通しておきたかった。

なのにまた、変な渦に巻き込まれたということにしておこう。

妊娠中に病院で、家族に伝えることを強制されてしまった。

 

女として、妻としての葛藤

でもやっぱり、旦那さんにまた心配してほしいっていう甘えもあったよね。

だけど世の中の男性がすべて、摂食障害に関して理解してくれる、なんてことはなく。

「私と一緒にいたいなら、心配してくれなきゃダメ!」なんてわがままも通用しなかったな、今回の人は(笑)

もう「最悪な旦那! 超嫌い!!」とまで思ったくらい、一時期はひどい産後クライシスにまで悩まされて。

 

「それなら。ひとりで子育てしてやっていけるだけのお金があったら離婚してた?」

いや、それでもたぶんしてない。

たとえそんな仲になっちゃっても、もう女ひとりで頑張るなんて嫌だったし、無理だと思った。

 

治すためにひとりで葛藤

治すために、いろんなことを諦めた。

 

とりあえず摂食障害さえ治ればいい。

 

その気持ち中心で生活した。

夫婦仲なんてどうでもいい、きちんと育児できなくても食べ吐きしてる姿を見せるよりはよっぽどいい。

ダメ母でも、ダメ妻でも。産後太りの脂肪だらけの疲れ切ったオバサンのままでも。

お前らと離れたくない、見捨てられても縋りついてやる。

そんな気持ちだったから、必死で治そうとした。

 

あーしてみてダメだったから、今度はこういう食事法をしてみたら。

とか。

こういう風に考えてもうまくいかなかったから、もう深く考えるの放棄しちゃってよくね?

とか。

旦那冷たいけれど、もうどうでもいいや。この子が笑って側にいてくれたらなんとかなるっしょ。

頑張らない、完璧なんて求めない、あきらめる。

摂食障害の症状「食べたい吐きたい、吐かなきゃ」という気持ちを、普通に戻すことだけ頑張った。

 

痩せたいし、旦那さんは痩せろと思ってるのかもしれないけれど

「摂食障害治すためだから、デブのままでごめん」

「私は頑張ってるんだから、それでたとえ旦那さんが浮気したとしても私のせいじゃねえ」

そう思って無理に痩せようとしなかった。

「気持ち悪いデブ」

だと思われてると、被害妄想で余計に旦那さんを拒否した。

 

もういろいろあきらめた。治すことだけあきらめなかった。

 

いろんな自分との葛藤

女でそして妻である自分

カショオする自分

男の子の母ちゃんである自分

幼少期の寂しかった自分

いろんな自分で、葛藤しまくり。

ホッとできる自分なんていなかった。

 

今日は一日中やらかしちゃった…

今日はカショオしなかった。

今日はちょっとだけ吐いちゃった。

今日は食べ過ぎたけど我慢できた。

 

もう毎日、食と過食と嘔吐と、そして食べすぎないでいられることを願う気持ちと。そして起きてる時間はずっと続く「ありえないくらいの食べたい欲求」そのことばかりで途方にくれた。

つらいツライきえたい消えたい。いなくなりたい。

 

失敗しては自暴自棄になって、上手くいっては喜んで。

ちょっとずつ、毎日いろんなこと考えてあきらめて。そうしているうちに普通でいられる日が増えてきた。

幼少期に成功体験を積んで成長してきたように。

大人になった今また、成功体験を積んでひとつ乗り越えたのかもしれない。

 

私が今、もう摂食障害に戻らないような気がしているわけ

空に向かって両手を広げる女性

 

今のところ症状はとても落ち着いていて、でも「たくさん食べたときのお腹がいっぱいという感覚が怖い」というのだけがまだあるかな。っていう感じです。

食べたい欲求は普通の人よりは強いのかもしれないけれど、食べることが趣味! と考えれば普通なのかなって思います。

 

ダイエットしてもすぐリバウンドするし、頑張れないから拒食にもなれないし。

だけどリバウンドすると言ってもめちゃくちゃに過食するわけでもなく。

だからちょっと食べ過ぎても吐くなんてしない。

 

このくらいなら普通の人でもある行動や感情なのかなって思うから、治すことに関しても完璧は求めません。

「太るの怖いから食べ過ぎないようにしてる」とか「生理前は食欲がすごくて食べてないとイライラする」とか、そのくらいは普通の人でもよくありそうだし。

「痩せたいけど痩せられないから常にダイエッター」なんてのも、今どきの女子ならザラにいるし。

 

そういう風に柔軟に考えられるようになってきたから、もう戻らないと思うっていうのもあるけれど…

 

摂食障害と対人関係①

「対人関係療法で摂食障害が治る」

そういうのを摂食障害を治そうとする過程で必ず見かけると思います。

 

私頭悪いし、面倒くさいことや難しいことに対しては思考が停止してしまうので、ずっとそういうのはスルーしてた。

本を読んでも、半分以上意味を理解できずにいた。

 

でも今、産後クライシスで「最悪な旦那! 超嫌い!!」とまで思った旦那さんとの関係が戻ってきてる。

好きで結婚したはずなのに他人行儀になってしまった関係は、やっぱりちょっと悩んでた。

 

あるとき旦那さんのほうからちょっと寄り添ってきてくれたから、思い切って聞いてみた。

「なんでいつも怒ってるの? 怖いんだけど」

旦那さんは何かを言うと、よく面倒くさそうに答えるし、面倒くさいことを言うといつも怒るから、それで嫌いになってた。

育児のあれこれもなんだか頼みづらくて、だからムカついて我慢が爆発して、余計にグチグチ言っちゃってた。

 

でも実はそれ、誤解だった。

昔からそういう風にすぐに見られて、他人から指摘されてるんだって。

自分でも治さなきゃと悩んでるけれど、どうしても治らないんだって。

本当は全然怒ってないし、面倒くさくもないんだって。

な~~んだ。そうだったのか…

産後私がグチグチ怒るのが怖くて、近づけなかったんだって(笑)

私もグチグチ言いすぎて毎回悪いとは思ってたから、素直に謝りましたw

 

それからはいろんなことが頼めるようになってきたし(やっぱちょっと怖いんだけどw)自分の気持ちも素直に言えることも増えてきた。

幼少のころから素直に気持ちを吐き出せる人がいなくて、というか抑圧された家庭にいた。

だからすべてをすぐになんて無理だけれど、この人なら安心していいかもと思えるようになってきた。

ずっと地に足ついていないようなグラグラだった土台が、ちょっとだけ安定した感じで、落ち着ける場所が見つかった。

 

それがとても大きいような気がしてる。

対人関係のなんちゃらって、そういうことなのかな? って思うけれど、違うのかな。

 

摂食障害と対人関係②

私の両親との関係。

子供を産んでみて、両親の過度な過干渉(両親は”過保護”だと言うけれど)は子を持った親の心理としては当たり前のことだと身をもってわかった(ちょっと行き過ぎてるけれど)

そして「親だって昔から完璧じゃなかった」ということも、今自分自身がダメ母となってしまったから、余計に理解してる(ホントはダメなんだけど)

 

相変わらず今もまだ、息子の幼稚園に関することとかに無駄に口出ししてきたりして。

相変わらずだから個人相談のときにもしゃしゃり出て来ちゃって「面談の人に心配される」とか。

決めた幼稚園を全力で反対されて、私の思考をかき乱してくれるとか。

そういう感じだから困っていたりするのだけど。

心配されてるんだから、親だから仕方ないかな~。と割り切ってあきらめるようにしてる。

 

そうじゃないと身が持たないし、なんだかんだ言っても私は親好きだし。

そういう悩みや愚痴も、旦那さんが最近聞いてくれるようになったので、依存先が変わりつつあるのも良かったと思う。

「旦那さんを間に挟んで距離を置く」という手を使ってます。

私の考えを旦那さんにも共有してもらって、親はあまり入れないようにしちゃう。

そうすることでちょっとは気楽に付き合えるようになりました。

それも対人関係の改善のひとつになったかな。

 

「ひとりじゃない」っていう安心感があるから、戻らない自信につながっている

なんだか、前の旦那さんのほうが親身になってくれたし、優しかったのだけど。

今の旦那さんの忙しすぎてあまり一緒にいない、だからある程度放置してくれる。

という距離感のほうが、どうやら私にはあっているのかもしれない。

 

基本寂しがりやなので、もうちょっと聞いてほしいし甘えたいというのもあるんだけど、そういうのは相手に余裕のあるときまで待って実行してます。

今の関係がずっとうまく続くかはわからないけれど、そうこうしているうちに治ってゆくことを願って。

とりあえずなんとなく、今は摂食障害だった自分に戻らない気がしてる。

そんな感じです。

 

今回治るまでの期間

色鉛筆とクローバー

 

こんなふうになるまで、三年かかりました。

 

摂食障害を治すのって、そんなに簡単じゃない。

けれども治すことをあきらめなければ、いつか治ると私は思います。

今悩んでいる人も、いろんなことを折り合いつけてあきらめなくちゃいけないことはたくさんあるけれど、治すことだけはあきらめないでほしいです。

年数はかかるかもしれないけれど、ちゃんと落ち着くところで落ちつくんじゃないでしょうか。

 

摂食障害のままは、本当につらい。

その気持ちは私、すごくわかります。

だから、あきらめないで楽になってほしい。

治す過程もかなりつらいけれど、治りたいなら、元に戻りたいなら。

頑張って乗り越えるだけの価値はあるかなって思います。

 

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