過食嘔吐、安易に吐くという行為をしないほうがいい理由

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安易に吐くという行為をしないほうがいい理由

昔どこかで

「食べ過ぎたときは吐けばいい」

というセリフを聞いた覚えがあります。

それが頭の片隅に残っていて、過食で太り始めたときに

「もう吐くしかない」

と安易に考えてやり始めてしまい、吐くという行為が危ないことだということはなんとなくわかってはいたけれど、そこまで危機感は感じていませんでした。

けれども体におかしな症状がでてきて、やっとそのとき吐くという行為に関して調べてみたのです。

たぶん過食嘔吐を始めてしまった人はそんな感じなんだろうと思います。

する前から調べていたらきっと「吐く」なんて行為安易にしなかったはずだもの。

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私がいちばん最初に感じた不調

体重計と足

吐くようになって、いちばん最初に現れた症状は「めまい」でした。

吐いたからといってすぐに痩せられるわけでもなく、太ってるのにどうしてこんなにしんどいんだろう?と思っていました。

そのくらい激しい眩暈でした。

調べたところ、もちろん栄養が摂取できていないためというのもありますが、吐いたことによる低血糖状態と「低カリウム血症」という症状によるものだろうということがわかりました。

そして浮腫み。

吐いた次の日に鏡をのぞくと、太りたくないから吐いたのに、なぜか顔がパンパン。

これにはショックでした。

低カリウム血症

これは過食嘔吐したことがある人なら調べたことがあるかもしれないので知ってるかもしれませんが、吐くと確実に体内のカリウムが失われるので「低カリウム血症」の症状が出ます。

低カリウム血症の症状

カリウムの低下で障害を受けやすいのは、筋肉(骨格筋や心筋)、消化管、腎臓です。実際に現れる症状としては、軽症であれば脱力感や筋力低下など骨格筋の症状、悪心(おしん)、嘔吐、便秘など消化管の症状、そして多尿、多飲など腎臓の症状が主体ですが、重症の場合は四肢麻痺(ししまひ)、呼吸筋麻痺、不整脈、腸閉塞(ちょうへいそく)などに至ります。

参考:gooヘルスケア 低カリウム血症の症状や原因・診断・治療方法と関連Q&A
https://health.goo.ne.jp/medical/10L30700

四肢麻痺(ししまひ)、呼吸筋麻痺、不整脈、腸閉塞(ちょうへいそく)とかなんて、想像しただけでも怖いですよね。

そして私が感じた「浮腫み」「眩暈」も低カリウム血症にはよくある症状なのです。

浮腫んで顔がぱんぱんに!

太りたくないから吐いたのに、次の日に鏡をのぞくととんでもなく浮腫んだ顔。

痩せるためにした行為が、逆にデブにしか見えない。

体重は増えなくても太って見えたら意味ないですよね。

私の場合はいちばん顔に症状が現れましたが、人によっては足が太くなったり、全身がぱんぱんに浮腫んでしまう人もいるようです。

カリウムは体内の水分と塩分のバランスを保つ働きがあるため、不足した状態で体内の塩分濃度が高くなると体は何とかして塩分を薄めようと水分を溜め込もうとします。

そのため、余分な水分が体内に多くなりむくみを引き起こすのです。

浮腫みって嫌ですよね。

それが嫌でわざわざ利尿剤を飲む女性もいるほどですもの。

でもそれってとても危険です。

私は利尿剤入りのダイエットサプリメントを摂取して、リアルに2回倒れました。

心臓がバクバクして死ぬかと思いました。

あのときは本当に一歩手前までいっていたんだと思います。

そのときのこと→妊娠前に飲んでいたダイエットサプリメントの影響?過食嘔吐が再発!赤ちゃんへの影響など

 

水分を無理やり排泄してむくみをとるということは、痩せたことにはなりません。

現に私はそのサプリメントの摂取を妊娠を機にやめた途端、2キロ体重が増えましたから。

痩せていたと思っていた2キロは、贅肉じゃなくただの水分だったということですよね。

なので利尿剤では痩せたことにはなりません。

浮腫みがマシになるだけです。

でも必要以上に水分が抜けるということは、私のように命の危険と隣り合わせということです。

めまい、たちくらみで意識が飛ぶ

ガチでヤバいと思いました。

食べないことでフラフラするのとはなんか違う。

本当に意識が飛ぶんです。

そのときいる場所によっては怪我をしたりしたかもしれない、と考えてすごく恐怖でした。

あと、動くと息が上がります。

自分がその状態のときにはあまり気づかないかもしれませんが、私の症状が落ち着いているときに吐いている子が近くにいたことがあって、ハアハアというのはすごく気になりました。

なので、自分はおかしくないと思っていたとしても、まわりは確実に変だと思っていると思われます。

その他の体の不調

それ以外にも私の体には、吐いていることにより様々な不調が起こりました。

吐いた翌日起きると、とんでもなく全身筋肉痛になってしまうことがあります。

これもたぶん、低カリウム血症が引き起こす症状なのだと思われます。

上記にも「軽症であれば脱力感や筋力低下など骨格筋の症状」と書いてありますもんね。

脱力感ももちろんありました。

 

そして便秘。

吐いた翌日は私の場合確実に便秘になるので、妊娠中に過食嘔吐が再発したとき、お医者様に便秘薬を出してもらっていました。

摂食障害の人で痩せるために食べたものをなかったことにしたいがために下剤乱用をする人もいますが、吐いてしまうとますます便秘になりやすいので、下剤が手放せなくなってしまいます。

私も下剤に頼ってしまう人ですが、下剤もとても体にはよくないです。

人によってはピンクの小粒を大量に飲まないと出なくなってしまう人もいるようで、私の知り合いで飲んでいた人は、浣腸ですらまったく効かないというつわものもいました。

 

吐かなくても拒食症で食事の摂取量が少なすぎる場合も、入ってくるカリウム量が少ないので、低カリウム血症になることがあります。

もちろんその逆で、利尿剤や便秘薬の乱用により、消化液とともに体外にカリウムが異常に排泄された場合もなることがあるので、吐いてないから大丈夫ともいえません。

摂食障害は低カリウム血症にかかる可能性が高い病気といえます。

食べてない人、利尿剤、便秘薬を使う人で眩暈がひどかったり体がだるかったり痛かったりする場合は、低カリウム血症の可能性も大いにありえます。

胃痛、食道あたりが痛い、血の混じった吐しゃ物

ダメ

もうコレは「過食嘔吐あるある」みたいなものです。

当たり前ですよね、無理やり食べたものを頻繁に吐いてるんだもの。

最初はよくてもやり続けていれば確実にこうなります。

それが悪化していつか取り返しのつかない病気になってからじゃ、後悔しても遅いです。

痩せこけて死んでしまってもいいやと思っているかもしれませんが、人間そんなに簡単に死ねないと私は思います。

吐いて食道が裂けてしまうこともあるようですが、それでも死んじゃうとは限りません。

それってすごい恐怖ですよね。

ぽっくりいければいいけれど、たいてい苦しみの中でやっぱり生きたいとなるのが普通です。

ぽっくりいっちゃったら、その瞬間にやっぱり!と思ってもどうしようもならない。

 

どっちにしろ悲しいじゃないですか、そんなふうになってしまったら。

せっかく太らないためにやった行為で、後悔しか残らないなんて。

それなら太ってでも早く抜け出したほうがいいです。

っていうか、抜け出してほしいし私も抜け出したい。

誰もいなくなってほしくないです、この病気で。

 

痩せることは美しい。

これは私も今でも思っていることです。

でも美しさなんて、私くらいの年齢になっちゃうと少しずつどうでもよくなってきますよ。

これは本当。

諦めちゃってるんじゃなくて、仕方ないことなんです。

だって体は確実に劣化していくものなんですもの。

今若くて可愛くて痩せていて。

それを維持するためにやっているなら、早く気づいてほしい。

そうオバサンは思います。

生きていて。

吐いているなら早く抜け出して。

吐けば痩せると思ってやろうと思っているのなら、その前に諦めて。

 

吐くのっていいことなんてありません。

やってる私が言うのもなんですが、そう思います。

それに最初は痩せても、そんな辛いこと続けられないし痩せにくくなって、しまいには痩せるどころか太り始めるということも本当に起こります。

そうなると、食べて太る以上の恐怖と毎日戦うことになります。

食べることへの恐怖、太ることへの恐怖、吐くことの恐怖。

醜くなり続けることへの恐怖。

全然美しくなんてなれませんよ。

だから「安易に吐くという行為はしないほうがいい」のです。

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