過食嘔吐する女の子がでてくる映画「おんなのこきらい」

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おんなのこきらい

 

普通の人が見たら、普通に恋愛に悩む女の子の物語で、ときどきストレスで食べすぎちゃうってところは「おんなのこあるある」な内容なのかもしれない。

ただ、この映画の主人公キリコは「かわいいものが好き。かわいいは正義」

見た目はもちろん可愛くあり。自分を可愛いともてはやしてくれる男子を味方につけ、かわいいビジュアルの食べ物(主にスイーツ)までも自分の一部にしてしまいたい。

そんなわがままな部分もあり。最初だけ見るとそんな感じの女の子に思える。

 

でも本当は、食べ物を自分の一部にしてしまうなんてことはできなくて、すべてスッキリ吐き出す。

男子はみんな自分の外見だけに寄ってきて、本当の自分なんて誰も見てくれない愛してくれない。

自分のことを認めてくれる人もいない。なにも上手くなんていかなくて不安だらけ。

それが現実、みたいな内容。

 

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かわいいとか痩せていたいとかで摂食障害になっちゃった女の子いるでしょ

「心の深い部分にあるものが摂食障害を引き起こす」とは言われているけれど、そんなもの誰だって多かれ少なかれあるはずで。

それに対してどれだけストレス耐性があるかどうかとか、気持ちの持って行き方がどこかで間違ってしまって食べることがおかしくなってしまったのが、摂食障害なんだと思う。

きっかけは、可愛くなりたい、好きな人に振り向いてもらいたい、大切な人に心配されたい、見てもらいたい、誰よりも痩せていたい、自分に自信を持ちたい。

痩せていることで叶えられるかもしれない自分の願いは、女子なら結構多い。

本当に女子なら、痩せていることで叶えられるいろいろは多い。

 

食べることはやり場のない気持ちを一瞬だけ忘れさせてくれる

過食したいとなるとき。言葉にならないやり場のない不安でいっぱいになっていて、食べることは手っ取り早く嫌な気持ちを忘れさせてくれる手段の一つだと思う。

男だって女だって、やけ食いする人は多い。

けれども吐くという行為をしてしまうのは圧倒的に女性のほうが多いわけで。

食べたものをリセットする、太らないための行為。

だったはずなのに。

吐けば吐くほど体は食べ物を要求する。

 

この映画の主人公は、まだ過食嘔吐にはまってしまっているほどではないと思う。

けれどもやり場のない不安だらけで、どうしようもない気持ちを吐き出すために過食して、我に返って嘔吐する。

なんかわかる気がする。

私は過食嘔吐を毎日する日々からは抜け出せたけれど、まだ過食嘔吐から完全に抜け出せてはいなくて。

過食しちゃうときは、なんか上手くいかなくて、いろんな不安が沸き上がってきて。そんなとき。

心が宙ぶらりんな感じで、地に足がついていないような感情になったときにしてしまう。

 

主人公のキリコ 森川葵がめっちゃ細い。でもその体型は痩せすぎじゃないと私は思う

摂食障害が問題になるようになって

「ちょっとぽっちゃりしているくらいが女の子は可愛い」

とか

「本当はぽっちゃりしてるほうがモテる」

とか

「男子はぽっちゃりが好き」

とか言われるようになってきたけれど。

 

私は摂食障害を治したいという目的でブログを書いているから、こんなこと言うのは不謹慎で間違っているのかもしれないけれど、ぶっちゃけこの森川葵ちゃんくらいの体型がいちばんモテると私は思うし、いいな~って思う。

痩せてることやかわいいことよりも大切なことはあるのかもしれないけれど、見た目はかなり大事。そんなこと女子ならみんなわかってることだと思う。

じゃなきゃダイエットブームなんて起こらないよね。

 

過食しているシーンが後半からちょっとリアル

過食嘔吐している女性が出てくる映画はあるけれど、この映画はそのシーンがちょっとリアルかなって思った。

可愛いものを過食するというのがこの映画のコンセプトのひとつでもあるから、食べているのはスイーツ系が多いけれど、スイーツって摂食障害の人からしたら本当は食べたいけれど普段避けているもので、過食するとき食べやすいし食べたいものであることも多いし、何より吐きやすいものが多い。

最初のシーンは可愛いスイーツを食べているけれど、後半になるにつれてそれが、箱に入ったままのただのケーキになってきているあたり、なんだかリアルだなと感じた。

それに、普段は「可愛いお部屋」でも、過食しているときは「汚部屋」になっちゃうところも。

自暴自棄になって過食が止められなくなって、仕事に行かなくなるとか、私もやっちゃったw

過食とか過食嘔吐している女性が出てきてそのシーンが一瞬あるだけの映画は多いけれど、この映画はその行為をする理由が濃く描かれているから、私的には共感できる部分があった。

 

過食嘔吐に悩んでいる女子におすすめなのかそうじゃないのか?

私は個人的にこの映画は共感できる部分があったし、好きです。

でも「あざとい女の子」な部分を意識しちゃうと、苦手だと感じる人もいるのかもしれない。

この主人公は実際はそんなにあざとくはない気もするんだけど。

 

過食嘔吐する女の子、という部分に関しては、症状の酷いときに見たら

「こんなんじゃないよ、ありえない」

とも思うかもしれないけれど、ときどき過食や過食嘔吐してしまう人の心理ってこんな感じじゃないかなと私は感じたので、そういう人には見てもらいたいなと思いました。


おんなのこきらい

 

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