入院で行動を制限されたときの摂食障害の人の行動パターンいろいろ

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入院で行動を制限されたときの摂食障害の人の行動パターン

これは私が依存症専門の病院に入院したときに一緒になった、摂食障害も患っているという女性たちとの出来事です。

摂食障害のみで入院する場合は、栄養を摂ったりするために普通の病院に入院する場合もあるでしょうし、心療内科や精神科から入院する場合は、欝やその他の精神疾患で入院されている方たちのほうが多いと思いますので、摂食障害の人と一緒になるとは限りません。

私の場合は依存症専門の病院に入院しましたが、そのときに入院していた女性患者は、年配の方を除き私を含めすべての女性がたまたま摂食障害を患った経験のある人、もしくはそのときも患っている人ばかりでした。

制限された生活の中で、私を含め特徴的な行動を取ることがあったので、そのときのことを書いてみようと思います。

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食べものへの執着

病院食

拒食、過食嘔吐、過食のみ、様々な人がいましたが、食べ物への執着は皆強かったです。

その病院は患者全員が揃って食堂で食事するというところでした。

女性の数は少なかったので、女性専用のテーブルがあり、そこで揃って食べていました。

私は途中からそこで食事することが怖くなってしまい、何度か食事拒否をしています。

落ち着かない食事

食事拒否の理由

食べているところを舐めるように見られる

食べているものをいちいち指摘される

食べ順や食べるものを真似される

というものでした。

 

摂食障害のときって、人前で食事するの嫌じゃないですか?

そのときたまたま入院していた病棟の女の子たちは、私以外極端にふっくらしてしまった子ばかりだったので、痩せ気味な体型を必死で維持していた私の食べ方がとても気になったようでした。

悪気はないのはわかりますが、毎回じろじろ数人から見られているので辛すぎて精神的に追い詰められ、そのときはアルコール依存と摂食障害(過食嘔吐)で入院していて、必死で過食嘔吐を治そうとしていたので辛かったです。

なので途中から、食べないかすごい勢いで飲み込んで逃げるという感じになってしまい、部屋にこもって説得されるというような状態になってしまいました。

けれどもそのあと私よりももっと痩せた、拒食と過食嘔吐の症状が酷い女性が入院してきたので、羨望のまなざしがそちらに向けられて難を逃れられました。

(その女性も見られていることでさらに病んでしまっていました)

お菓子バトル

食事以外に個人で購入できるお菓子類があり、夜中に同室の女性がバリバリ食べている音で眠れないというようなことがしょっちゅうありました。

そして夜中にお菓子を全部食べきってしまうと、朝から「お菓子ちょうだい攻撃」に遭い、これまた面倒でした。

そこは鍵つきロッカーで個人のものを管理していましたが、ときどきうっかり鍵を掛け忘れるとお菓子を盗まれていたりして、そこらじゅうで喧嘩が始まったりというようなことも。

トイレバトル

過食のみの人が多かったけれど、ときどき痩せたい願望が強く出るときがあるようで、そのときは大量に食事とお菓子を食べまくってトイレから何分も出てこない人がいたりしました。

そして

「食べ過ぎて吐いちゃったの!」

と大泣き。

まわりに心配されるとさらに号泣して、今度は死にたい死にたいとまたトイレに篭る。

普通にトイレを使いたい摂食障害なんて全く関係ないアルコール依存のおばあちゃんなんかが怒り出して、ときどきバトルを起こしていました。

アルコール依存症のおばあちゃんとかは認知症もあったりするので、普段穏やかなのにいきなり豹変して怒り出すような人もいたりして、トイレが使えないとなるともう鬼婆のように恐ろしくて、誰かが駆けて行って恰幅のいい男性看護師を連れてくるなんていうこともよく起こりました。

 

トイレは共同で、部屋のすぐそばにあるので音が響きます。

吐くとばれるので必死で流すのですが、その音で吐いてるんだろうなとたいていばれていました。

必死で吐いてないと弁解する人もいたりして、それでまた気にする人同士が喧嘩になったり、私も吐かないように頑張っていたので腹が立ってきてそれで喧嘩したことがありました。

私のいた病棟はそのとき過食の症状が酷い人が多かったのですが、他の病棟では拒食、過食嘔吐の人もいて、噂であの子は食事はすべて大盛り指定だしお菓子も大量に食べているのに全部吐いてるからガリガリなんだよとか、トイレがめちゃくちゃ長いとか、そういうこともたくさん耳にしました。

なんだかそこらじゅうでバトルが頻繁に起きていて、とても疲れる環境で、こんなところでは治らないだろうと思いました。

処方薬に関するいろいろ

処方箋の袋を持つ医師

私は最初安定剤を処方されていましたが、安定剤依存で震えていたりする人がいたりして、怖くなって途中から飲まなくなりました。

下剤のみ出してもらっていましたが、下剤は排便が4日以上ない人というきまりがあったので、下剤に依存気味だった私はとても辛かったです。

薬の飲み方

私以外はすべての人が安定剤や抗うつ剤などを処方されていて、飲むときは看護師の目の前で口をあけて確認されながら飲んでいました。

薬は食後すぐに飲むことが多かったので、過食嘔吐する子がどうするのかとても気になりました。

どうやら薬を飲み込んだフリをして、舌の裏側などに隠しておいて、チェックが終わった後に吐き出して嘔吐したあとに飲むという人もいるようでした。

けれども毎回それが成功するわけではないので、失敗するとその数時間後にグルグル回って倒れたり、不安になって泣き出す人もいました(たぶん断薬症状)

処方薬を医師に指定する

摂食障害も併発しているような女の子は、医師に処方される薬を頻繁に変えてもらう人がいました。

「あの薬は太るから嫌」

「浮腫んで体重が増えて気持ち悪くてごはんが食べられない、利尿剤を出して」

突然お腹が痛いと泣いて倒れて、何日もおしっこが出ていないから利尿剤を出してと言うことも(トイレ頻繁に行ってるからたぶん嘘)

便が出なくて死んでしまうと嘆いて、毎日特別に下剤の処方を許可されたつわものもいました。

突然太らされるための薬を処方されていると暴れだして、一切の薬を拒否して、看護師に説得されるも飲まずに吐き出し、そのあといきなり断薬した影響で白目を剥いて倒れる人も…

私も知らないで太りやすい薬を処方されるのが怖いというのもあって安定剤を拒否していたのも理由にあったので、それを見ていてなんだかちょっと可愛そうになりました。

精神科や心療内科で処方される薬って、本当に太りやすくなるものがあるので怖いです。

恐怖の体重測定

体重計を前に悩む女性の人形

これは摂食障害持ちの人にはやめたほうがいい行為だと私は思いますが、拒食症で入院したことがある人でも必ずどこでもやらされるようですね。

治療のために体重を測定することが必要なのはわからないでもないですが、体重測定はすべての摂食障害の症状で悪影響。

ついでにそこは、体重測定が集団なのです(もちろん男女は別)

それはそれは、摂食障害じゃなくても女性のうちでは恐怖の時間でしかありませんでした。

さらに測定の時間は食後。

食べるな!と言われているようなものです。

変な病院ですよね。

体重測定の前は残飯が大量、けれどもそんなときに限ってわざとみたいにメニューが豪華。

ホントおかしな病院でした。

若い女の子たちはもちろん、ほとんど食事を摂らずに望みます。

水分も摂らない。

服も脱げるだけ脱いで。

そして測定の後にそこらじゅうであがる悲鳴…

泣きだす子までいました。

その他

病院とハート

他は摂食障害は全く関係のないようなことでおかしな事件はしょっちゅう。

あちこちで喧嘩があったり誰かが叫んで連れて行かれたり…

院内での友情に恋愛まで。

まあ、みんな暇だし閉鎖された空間なので頭おかしくなってる。

そんな感じです。

 

院内恋愛なんてねぇ…

ノーメイクですよ、なのに女子は誰でもモテたw

小学生の恋愛みたいなウブな感じになっちゃってて、見ていてちょっと滑稽でもありました。

つまんないんですよね、要は。

入院なんてするもんじゃないですね。

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