「過食嘔吐」吐いたら痩せる?痩せない?太る?

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吐いたら痩せる?痩せない?太る?

 

「食べ過ぎたら吐いちゃえばいいよ」

「吐いたら太らないから」

そう人に言われたりして吐くことを覚えてしまった、という人もいるようです。

 

食べて痩せられるなんて、真面目にダイエットをしている人からしたら「そんな都合のいい話」と思いますよね。

だけど食べてすぐに吐けばそのカロリーは摂らなかったことになるので、単純に考えれば痩せていくはず。

そう考えれば吐くのにあまり抵抗のない人や、どんなことをしても太りたくない人はやってしまうかもしれない。

 

吐けば食べたカロリーがなかったことになって太らないで痩せられる、ダイエットになる。

それって本当なのでしょうか?

 

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「吐いたら痩せられるという甘い罠」実は甘くない

絶望の淵に追い詰められる女性

 

「吐くと痩せられるのか?」

結論から言えば、痩せます。

人間、カロリーを摂らなければ痩せていきます。

生きてるだけでも勝手に消費されるエネルギーがあるので、栄養が入ってこなくなればなにもしないで寝ているだけでも痩せます。

 

私が過食嘔吐していたとき、どんどん痩せてしまえたことがありました。

そのときは体重46キロから37キロまで1・2か月くらいで落ちたと記憶しています。

 

けれども吐いているのにもかかわらず体重はおなじ、もしくは少しずつ増えてゆく。 なんていうときもあった。

その違いはなんなのでしょうか?

 

吐いてるのに痩せない、太るという現象

吐いてるだけじゃダメなのです。吐いて痩せられる人は

「吐くのがうまい人」

「徹底して吐いている人」

なのです。

 

私が吐いていても太ったりしていたときは、吐くのがすっごく下手だった。

口に手を思い切り突っ込んで無理やりえずいて吐いてましたが、嘔吐反射がなかなか得られず涙と鼻水とよだれでぐちゃぐちゃになりながら吐いてました。吐くことが苦行でした。

なので吐いたあと水をたくさん飲んでさらに吐くなんて、辛すぎてほとんどやっていませんでした。

吐けずに途中であきらめることもよくあり、半分以上吸収していたこともあると思います。

過食した量の食べものを半分以上消化するなんて、太らないはずがありません。

そのときは58キロから63キロまであっという間に太りました。吐いていなかったらもっと太っていたかもしれません。

 

水を大量に飲んでさらに吐くという「濯ぎ」までちゃんとやっていたときでも、過食嘔吐は慣れてくると何ラウンドもやるようになるので、途中で面倒くさくなってきて適当になることがあります。

 

吐いていても太る原因というのはおもに

・「完吐き」できていない

・最初に食べたものが吸収されてしまっている

このふたつです。

 

吐いて痩せられる人がやっていること

完吐きというのは、食べたものをすべて吐き出せたと思った時点ではまだ甘い。

「スパニガ」と呼ばれる胃液と胆汁が混じった、最初は酸っぱく最後は苦い、黄色っぽかったり濁った黄緑色のような液体まで徹底的に吐かないといけないのです。

そこまでやるとかなり体には負担がかかりますが、ほぼ痩せていきます。

もちろん口にしたものはすべて。飴ひとつ、ジュースひとくちですらも、カロリーのあるものはすべて吐き出します。

けれども普通に吐く(手吐き指吐き、腹筋吐き)では限界があるので、自然にそこまで出せてしまえる「チューブ吐き」に手を出す人がいるのでしょう。

チューブを使って吐ける人は、徹底した濯ぎでほぼ胃の内容物を吐き切れます。

けれども体の電解質や消化液なども勝手に吐ききってしまえるため、眩暈立ち眩みならまだいいほう。筋肉のけいれん、手の震えや痺れ意識障害などに悩まされます。

 

最初に食べたものが吸収されないようにする。

これはとても難しいです。

人間の体はうまくできていて、どう頑張っても多少は吸収されてしまうようです。

だから吐いても痩せていく人は、最後の完吐きの前になんども仮吐きしている人が多いです。

吸収されてもいいように、カロリーのないもの少ないものを最初に胃の中に入れてから食べ始めるということを徹底してやる人もいます。

そのくらい徹底しないと、吐いて痩せるということは難しいのです。

 

吐かないときはほとんどカロリーを摂らない食事を守る。もしくは食べない。

過食嘔吐してる人で痩せていられる人は、たいていがそんな生活をしています。

人前では食べないとかヘルシーなものしか食べないようにして、ひとりになると大量に食べて吐く。

人前で大量に食べて、外出先でもかまわず吐いてしまう人も。

 

私もいちど過食嘔吐だけでどんどん痩せてしまえたときは、外でも吐いてました。

外出先で吐くといったら仕事のときくらい。

仕事中は大量になんて食べられないので、吐きやすいものを普通の量を食べて、500mlの炭酸を飲んで一気に吐くという感じ。

私の場合は炭酸水を飲んですぐ吐けば、たいていのものはするっと吐けました。

完吐きとまではいかずとも、大量に食べているわけじゃないのでほとんど吐けてしまえていたと思います。

そしてその後仕事で動いて吐き残しは消費できてしまうし、運動もしてさらに消費しているので、どんどん痩せていきました。

 

家にいるときは朝から晩まで食べたら完吐き。

そして吐いたらすぐに激しい運動。

そこまですれば、過食嘔吐でどんどん痩せることはできました。

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吐いて痩せるのをずっと続けることは難しい

私の場合は吐いて痩せられるような生活をずっと続けることは困難でした。

毎回完璧に吐くのは大変すぎて、どんどん吐くのがいい加減になる。

なのに嘔吐すればするほど過食欲求は強くなるので、食べる量は増えていく。

そして、ときどき上手に吐けなくなる。

運動だってフラフラで続かなくてへたり込む。

そんな状態になりました。

そのうち吐くと、吐しゃ物に真っ赤な血が混じるようになり、喉も痛くてあまり吐けなくなりました。

でも食欲は恐ろしいほど襲ってくるので、食べることはやめられない。

そんな感じでまた、体は元の体重に戻ろうとしていったのです。

 

「吐いたら痩せられるという甘い罠」実は甘くないのです。

過酷で辛すぎて、そして孤独との戦いです。

 

吐いて痩せ続けること

大雨とほっそりした女性の横姿

 

過食嘔吐で痩せていられる人というのは、吐くことで今の痩せた状態を維持しているだけのことがほとんどです。

吐くだけでずっと痩せ続けるなんて、並大抵なことじゃできません。

私が痩せられたときは、かなり動いたし無理やり吐いたし、かなり病みました。

普通の神経じゃ痩せ続けるなんてことは無理だったと、私は思います。

日常生活を送るのも困難になったし、そのときは仕事も逃げ出してやめてしまいました。

 

過食嘔吐してる人は、嘔吐によってある程度まで痩せたら、そのあとは体重維持するのが精一杯な人がほとんどです。

そして吐ききれなくなってくると、過食欲求を我慢して、無理なダイエットをして調整しています。

でもそんなことをしていると、実は恐ろしいことが起こるのです。

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吐いても痩せない、太る

ダイエットとメジャー

 

無茶なダイエット。

するする体重が落ちて、太ることが怖くなる。

人によっては拒食症になって、食べられなくなってしまうことも。

けれどもその後抑えられない食欲が襲ってきて太りはじめ、また激しいダイエットを繰り返す。

そうすると痩せにくくなる。

ダイエットとリバウンドを繰り返して痩せたり太ったりしていると痩せにくくなる、なんてよく聞く話。

 

そしてやはり、吐くことも続けていると痩せにくい体になってきてしまうのです。

今まで無理やり入れたカロリーを排出してしまっていた体は、次第に「省エネ体質」になってエネルギーを極力使わないため込み体質になってゆきます。

そんなことがやり続けていれば確実に起こります。

私の場合もそんな風になってしまったことがありました。

そのときは本当に、吐いていても痩せない。

食べなくても痩せない。

そして食べなければ太ることはないけれど、食べて吐いたら逆にときどき体重が増えてしまう、ということが起こるようになったのです。

それはどういうことかというと、吐き残しの少ないエネルギーでさえも体が取り込もうとしてしまうようになった、ということだと思います。

 

あと恐ろしいのが浮腫み。

過食嘔吐している人のなかには、激しい浮腫みに悩んで利尿剤がやめられなくなる人が大勢います。

 

吐いてるのに痩せない。太る原因のひとつ「浮腫み」

過食嘔吐している人たちにとって、浮腫みはとても恐ろしいことです。

私はそれほどむくみに悩まされた経験はありませんでしたが、摂食障害の人がいる治療施設で知り合った女性で浮腫みに悩まされている人に見せてもらった脚は壮絶なものでした。

私も過食嘔吐が頻繁なときには、顔だけは常にパンパンでした。

 

浮腫みは食べたもの飲んだものの排泄がうまくいっていないことで起こりますが、過食嘔吐の場合のむくみは「低アルブミン血症」という慢性的な栄養失調、栄養不足の状態が引き起こす場合もあります。

体重の急激な減少により、腎臓の機能低下が起こり浮腫むのです。

そうなるとありえないほどの体重増加に悩み、利尿剤で水分を無理やり排泄しようとしたり、下剤や便秘薬の乱用で体重減少を試みます。

下剤や便秘薬の乱用も「低カリウム血症」というう電解質の代謝異常を引き起こし、これもムクミの原因になります。

 

結論「吐いたら痩せる? 痩せない? 太る?」

徹底して吐いたら痩せられます、けれどもいずれ痩せにくくなる「省エネ体質」になってしまいます。

そして人によっては吐けば吐くほどに浮腫み、利尿剤や下剤・便秘薬の乱用でもさらに浮腫み。

ありえないほどの体重増加と見た目に悩むことになります。

 

けれども吐けば吐くほど食べることはやめられなくなります。

痩せられなくなっても太りやすい体質になっても、浮腫みが酷くても。過食嘔吐が癖になったら、やめようと思ってもなかなかやめられないのです。

 

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