摂食障害を治すための体重増加。治ったら痩せるは本当?

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豚とクエスチョンマーク

 

摂食障害治すためには。

「きちんと食べる」

これはどんな本やサイトにも書いてあること。

 

拒食症食べたものを吐く普通食嘔吐、過食嘔吐、チューイング)などで痩せ傾向にある人は、吐いたりせずにきちんと吸収すれば太るので怖い。

非嘔吐過食過食嘔吐で太ってしまった人(吐き残しや過食嘔吐のやりすぎで痩せにくくなる)は、きちんと食べたらもっと太り続けるんじゃないかと、心配でたまらないはずです。

 

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摂食障害・拒食症からの過食嘔吐を克服して痩せた過去(体重表記あり)

夕暮れと希望に満ちて歩き出す女性

 

無理なダイエットからの拒食症(158cm55kg→37kg)

反動で過食症になって食べることがやめられない。

過食で太る(37kg→63kg)

怖くて吐くことを覚える。

過食嘔吐により体重の増加は多少抑えられたものの、毎回吐いていたわけじゃないし、吐くのも下手だったので

吐いていても痩せない

という状態が続いていた過去があります。

 

そんな私もいちど

摂食障害の症状がまったくなくなり痩せた

ことがあったのです(63kg→50kg前後)

そのときのことを書いてみようと思います。

 

以前このブログで紹介した、鈴木その子さんの本やステップあやさんのブログでも

摂食障害を治してもきちんと痩せることはできる

と書いてあります。

でもそれって本当なの?

と思っている人もいると思います。

そんな人の参考になれば幸いです。

 

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摂食障害を治そうと思ったら一人で頑張らないほうがいい

何かを見つめる白いパグ犬

 

治ったことのある過去があるので、私はこう思います。

 

治したいと思っていてもたくさん食べて吐くことや痩せにしがみついてしまっているとき。

過食が止められないとき。

太るのが怖くて食べるのを拒否してるとき。

 

そんなときって

「なんだかんだ言い訳してひとりを求めてる」

ってこと、ありませんか?

そんなことないと思っていても、やっぱり過食や拒食のときは一人でいようとする傾向が強いと思います。

 

摂食障害をひとりで治すのは困難です!

 

でも、誰かに相談して絶対に協力を得なきゃダメとも言いません。

案外まわりは痩せすぎのときは心配してくれても、太ったり食べていたりしたら心配なんてしてくれないことも多いから。

協力してくれたり話を聞いてくれる人がいればそれに越したことはありませんが、そうじゃなくても大丈夫なんです。

せっかく本気で治そうと思ったのに、誰かに理解してもらえないからと悩む時間はもったいないです。

 

摂食障害は理解されにくい病気です。

理解してくれる人なんて最初からひとにぎりだと思ってください。

でも、理解してもらえなくても人の協力は必要なので

利用してしまいなさい

と私は言いたい。

 

協力してもらえなくても人の目があるほうが絶対にいい

うつむく女性の顔

 

私の場合一人暮らしのときはいくらあがいても治せませんでした。

運のいいことに、本気で治したいと思ったときに理解してくれる彼氏ができて同棲したことで、少しずつ症状が抑えられるようになりました。

それでも彼氏がいないときに隠れてやってしまうこともありましたが、誰の目にもふれる心配のない一人暮らしのときに比べたら

抑えられない過食衝動

が起こることが減りました。

この衝動って、ひとり暮らしなんかだと頑張っても減らすのは困難だと思います。

 

そしてその後、私は実家に強制送還されるのですが

 

(そんな過去のことが気になってくれた人は、こちらを読んでみてください)

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衝動はある程度抑えられるようになっていたし、家族の目もあるし、お金もなく仕事を探したりもしないといけなかったりで、いつの間にか自然に治ったのです。

 

普通に食事はしていました。

うちの実家はおやつが必ずあるのでおやつだって毎日食べていたし、お酒も好きなので毎日飲んでた。

でも過食するほどのお金や時間はあまりなかった。

家族の目もあるから、トイレで吐くという行為もやめていられた。

(その後再発したときは実家で吐いていたこともあるので、症状が酷いときには環境関係なくやらざるを得ない人がいるのもわかります)

食べるものは家族と同じものを食べていました。

 

過食できないし、普通の食事量なんかでは食べても吐かなきゃという気持ちが起きなかった。

もしそのとき痩せていたら、少しでも食べたら吐かないと太ってしまう!

と思ってしまったのかもしれない。

でも太ってしまった後だったから、過食してないときの食事量なんてなんてことない。

むしろ、家族がいるから過食できずに普通の量しか食べてない、ということが安心ですらありました。

 

家族の目があるから自堕落な生活もできない。

仕事もしなきゃいけない(ひとりのときはちょっとお金があるとぷー太郎だったことも多かったw)

そんな感じで、やるべきこともあったので過食嘔吐に逃げる時間がなかったのもよかった。

摂食障害が治った人って

やりたいことが見つかった

という人もいるので、やりたいことじゃなくてもやるべきことがあったのもよかったんだと思う。

 

食べすぎで太っていたからなのか

吐かずに普通の量の食事を食べていたら少しずつ自然に痩せていきました。

本当に少しずつです。

 

でも痩せたい願望はあるので、ときどき変なダイエットをしたりもしてました(りんごダイエットとか)

そうすると無理なことをしたときは、過食衝動が出てきてしまうこともあった。

だから私は、だましだまし無理のない程度ではダイエットもしてました。

そうやってちょっとずつ痩せたり太ったりして、自然に症状がなくなったんです。

 

拒食症で痩せて過食症になって太るのに2年。

治したいと奮闘して完全に症状がなくなるまでに5年。

計7年摂食障害を患っていましたが、その後数年はまったく症状がない状態を続けていられました。

食事も普通に食べられ、体重は50キロ前後、BMI20前後を保っていられました。

 

摂食障害は焦ったら治すのに時間かかる、痩せるのも焦らないほうがいい

砂時計とバラ

 

私は治る過程でそう学びました。

 

「絶対に過食しちゃいけない」

「吐いちゃったら自分はダメな人間」

そう思って焦らないほうがいい。

 

「太ったからもう食べちゃいけない」

そんな考えもやめたほうがいい。

太ったからと焦って無理なダイエットに逃げたら、また過食が起こるのは当たり前。

摂食障害じゃない人でもダイエットしてリバウンドなんて普通にあることだもの。

 

ピタリと症状が治るということも滅多にない。

摂食障害の症状がなくなったらすぐに痩せられる、なんていうのもない。

だから焦らない。

 

私の場合は治ってくる過程でちゃんと、ゆっくりだけど痩せられました。

だから、普通に食事して毎日を楽しんでいれば

そのときその人に合った体型

にはなれるんだと思うんです。

 

拒食症や過食嘔吐で痩せている人が「普通に食べることを受け入れる」ということ

食事風景

 

拒食や過食嘔吐で痩せていている人は、普通の食事をして吐かなくなれば最初は太るかもしれないけれど、そのうち

普通の体型

に戻ると思います。

 

「普通体型」「標準体重」

痩せた過去がある人からしたら

「普通じゃない!そんなの太ってる」

と言いたい気持ちもわかる。

 

でも。

万が一普通に食べだして運よく

「過食に移行する前に摂食障害から抜けられた」

としたら。

とてもラッキーだと思うのです。

だって、拒食のあとにはたいてい過食が待ってます。

拒食症もつらいだろうけれど、過食、過食嘔吐もなってみるとかなりつらいですよ。

 

痩せを維持したまま普通の食事を食べられるようになる人もいるみたいですが

「頭の中は常に食べ物のことでいっぱい」

という状態からなかなか抜けられないと思うし、痩せを維持するための厳しい調整を課し続けなくてはいけなくなります。

それが苦じゃないならそれでもいいと思う。

でも、普通に食べて食べることに支配されずに、やりたいことを思い切りやれてるほうが楽だとは思います。

 

「頭の中は常に食べ物のことでいっぱい」過食欲求がないということ

悩む外国人の少女と背後に潜む恐怖の影

 

私は今、また摂食障害の症状にときどき悩まされています。

いちばん辛いのが

頭の中が常に食べ物の欲求で支配されていること。

本音は痩せていたいけれど

「その欲求がなくなるのならば多少はぽっちゃりでもいい」

とすら思います。

そのくらい、食べ物の欲求に支配されているのは苦痛です。

 

過食欲求があったって、好きなことはできるし普通に生活だってできます。

だけどないほうが、

普通の食欲(お腹が空いたら食べたくなって、お腹いっぱいになれば食べるのをやめられる)

のときのほうが、私は生きてるのが楽でした。

 

普通体型よりもちょっとスリムを維持して、過食嘔吐しないでいられたときもありましたが、そのときは生きることがつらかったです。

 

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私のなかでの摂食障害の”完治”

白い桜と新緑

 

本当は痩せた体を維持して、拒食にもならず過食もせず、過食嘔吐にも逃げずにいられたらいいなと思います。

けれどもたぶん、私にはそれは無理なんだろうなと思います。

スリムを維持し続けるという状態は、私の場合

「頭の中は常に食べ物のことでいっぱい」

からは抜け出せなかったから。

 

普通に食べて普通体型を維持していられるようになったときにやっと、苦しいほどの過食欲求から解放されました。

だから私の中の摂食障害の”完治”は

「頭の中は常に食べ物のことでいっぱい」

という強い過食欲求がなくなったとき、だと思います。

 

今また摂食障害の症状がときどき出てきてつらいです。

けれども、普通に食べて普通体型を受け入れられるようになれば、いつかまたそんな状態に戻れるのだと信じています。

だから今回も焦りません。

もう何度も繰り返している

「毎日毎日食べ物のことばかり考えて、朝から晩まで無理にでも時間を作ってまでもやめられない過食嘔吐」

そんな状態には戻りたくありません。

 

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