過食嘔吐は危険な行為、病気の心配は?胃がん、食道、すい臓がん?

スポンサーリンク

病気の危険性

 

「摂食障害・過食嘔吐はとても危険な行為です」

頭ではわかっていても、やめられないから仕方ない。

そんなこと思いもしないで初めてしまった人でも、過食嘔吐による身体症状があらわれてきて「ヤバいんじゃない?」と気づく。

吐いているうちに、感覚が麻痺してきたり投げやりになって、危険性を感じなくなってくることも。

吐しゃ物に血が混じっていたりしてもやり続けてしまったり。

吐くことの危険性に「胃や食道が裂けて大出血」なんていうこともあり得ますが、過食嘔吐に慣れてくるとその心配も少なくなる。

なぜなら、そうならないように上手く吐く方法を覚えるようになるから。

けれども絶対にそうならないとも限らないし、それ以外にも過食嘔吐を続けていると誰しもヤバい身体症状を経験するはずです。

それがどう悪化してどんな病気になるか? そんなこともなんとなく予測している人は多いと思います。

「やめられないから考えたくない」という気持ちになってしまうかもしれませんが、知っておくことは必要です。

 

スポンサーリンク

過食嘔吐の影響で起こり得る危険な身体的症状

腹痛の女性

 

血を吐いたとか寒さとか震えとか、めまいとか浮腫みとか唾液腺が腫れて顔がパンパンとか。

そんなのは過食嘔吐をしていたら普通にあることで、でもそれがいつか大変な事態になってしまうこともあるのです。

 

特発性食道破裂 マロリーワイス症候群

どちらも嘔吐などにより胃から食道にかけて裂傷を生じ出血します。

ほとんどの場合自然止血となるようですが、大量出血の場合ショック状態になり、輸血や手術が必要になることも。

吐くことがうまくなるとあまり心配ないような気もしてきますが、上手に吐けると過食嘔吐がエスカレートして吐く回数も増えてくるので、胃酸で食道や喉が荒れてきます。

だから裂けたりしやすい状態にはなっていると思います。

 

カショオしてる子はみんなどうなの? 逆流性食道炎

私は吐くのをやめた今でも、胃や食道が荒れてるなっていうときがあります。

吐くことになれてしまって、過食嘔吐をしていないときでも食べたものが上がってくる感覚にしばらく悩まされました。

 

食道と胃のあいだにある筋肉(下部食道括約筋)は、ものを食べると弛緩して食べ物を胃に送り、胃で食物が消化されるときには収縮して、胃内容物が食道に逆流してこないようにするという、弁のような働きをしています。

過食嘔吐を繰り返していると下部食道括約筋の働きが弱くなり、食べたものが逆流する逆流性食道炎になる可能性があります。

私も逆流性食道炎の疑いで、薬を処方されていました。

かしょお(過食嘔吐)してる子ってどうなの?

逆流性食道炎になった人ってどのくらいいるの?

というのが私の疑問です。

 

私は未経験なのでどんな感じなのかよくわかりませんが「チューブ吐き」をしている人ってどうなんでしょう。

チューブを入れてるあいだは胃と食道のあいだの筋肉が開きっぱなし、という状態ですよね?

チューブ吐きは胃酸の影響を受けにくいから食道や喉を傷めにくいと言われていますが、逆流性食道炎にはなりやすそうですね。

どっちにしろ逆流性食道炎になると、過食嘔吐をやめても長いこと苦しみます。

 

嘔吐によって失われる電解質の異常 「浮腫み・意識障害・痙攣・眩暈・便秘・睡眠障害・不安・イライラ 痺れや筋肉の強張りなども」

吐くことにより体内の電解質が排出されてしまい、バランスを崩します。

電解質のバランス異常はとても危険な状態だったりするのですが、過食嘔吐が頻回になると、当たり前の症状過ぎておなざりになりがちです。

吐くことにより失われるものでよく知られているのは、カリウムの低下による「低カリウム血症」

過食嘔吐の悩みで「浮腫み」があげられるので、浮腫みの原因になる低カリウム血症があげられます。

低カリウム血症は不整脈になる危険性が高いのでとても危ないのですが、嘔吐の影響による電解質異常で危険なものはほかにもあります。

ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、塩素なども失われるので、過食嘔吐のあとは、痺れや筋肉の強張りなどのテタニーという症状がでたり、痙攣、意識障害、めまい、便秘、睡眠障害、不安、イライラなどに悩まされます。

「吐いたらスッキリ気分爽快」そんなイメージがありますが、実は全然そうじゃなく、吐けば吐くほどに過食嘔吐をする人は最悪な身体の不調を感じています。

 

過食嘔吐しているときの血糖値は最悪 糖尿病の危険性

食べ物、とくに炭水化物などの糖質の多いものを食べると血糖値が急激に上がりインスリンというホルモンを出します。

インスリンが正常に働けば栄養がきちんと体に取り込まれて血糖値も普通に下がるのですが、食べたものを嘔吐してしまうと、大量に放出されたインスリンが急激に血糖値を下げてしまい、機能性低血糖を起こします。

低血糖を起こせば体は食べ物を欲しがるので、過食嘔吐のループから抜け出せなくなる。

そんなことを続けていれば膵臓に負担がかかり、糖尿病になるリスクがあがります。

 

最悪のケースは消化器系の病気「胃がん・食道がん・大腸がん・すい臓がん」など

胃の不調

 

食べ吐きにより胃や食道を酷使したり、下剤乱用などによる大腸への影響、インスリンが正常に機能しないことによる膵臓や肝臓などへの影響。

ずっと続けていればいずれは、体のどこかが病気に侵されてもおかしくはありません。

体内ではなく、過食嘔吐を続けていると表面上では肌荒れしたり胃酸により歯がボロボロになったりという目に見える悪影響が表れるので、体内でも胃ガンや食道がん、大腸癌やすい臓癌、肝臓癌などになるリスクは高いでしょう。

関連記事

過食嘔吐は歯でバレる? 歯が溶けてボロボロになる原因と対策
過食嘔吐すると胃酸で歯が溶けてボロボロになる?経験者の私に言わせれば残念ながらこれは本当です。歯医者に行けば歯科医も気づいてます。過食嘔吐で胃酸により酸蝕歯になる原因と過食嘔吐後の正しい歯のケアの仕方やお口のニオイ対策。

 

過食嘔吐は体だけじゃなく心も蝕む

 

ハートを診る

 

最初は太ることが怖くて始めた過食嘔吐。

かなり体を酷使するので実は楽じゃなく、しんどくてしんどくて心も蝕まれてゆきます。

心が蝕まれればもっと寂しくなって辛くなって、過食嘔吐がつらいのに過食嘔吐が逃げ場になる。

そうなるとますます体に負担がかかるので、病気になるリスクもあがる。

 

病気になって消えるのが先か、生きる意味を失なって消えたくなるのが先か。

過食嘔吐はそういう意味でも、とても悲しい病気だと思います。

 

コメント