拒食症の女子高生の食事内容や食べ方。弁当や食事量の画像あり

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拒食症の女子高生だったときの食事内容とか食べ方とか

 

これはダイエット成功を機に摂食障害になって、身長158センチのときに体重55キロから37キロまで18キロ痩せた時の食事内容とか、拒食症の特徴的な食べかたや食事量、許可食などを思い出して再現したお話です。

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なかなか成功しないダイエット。でもあるとき頑張れたら痩せることができた

ダイエットイメージ メジャーと体重計

 

高校一年のときにダイエットをしました(1990年代)

まわりは体型を気にしてダイエットし始める女子が多かった。

最初は我慢なんてできなくて挫折していたけれど、ダイエット成功して痩せた子を見て

 

「食欲を我慢できなくて痩せられない自分はダメな人間! もっと頑張らなくちゃ!!」

 

その気持ちがエスカレートして食べることを我慢することも、苦手な運動も頑張りすぎた。

今までそんなに頑張ることをしたことがなかった私が頑張れた。こんな私でもダイエットできた、痩せられた。

嬉しくて自分に自信がついたけれど、気づくと食べることが怖くなっていました。

 

なぜ頑張れない私が痩せられたのか

下校する女子高生

 

高校生になって最初は楽しかった学生生活。

とくに太ってるなんて認識もなく、好きなものを食べて好きなことをしてエンジョイしていたのに…

 

・彼氏がモテる人で、まわりの友人に釣り合わないと言われまくった

・彼氏が痩せた子が好きだと言って離れていった

・高校生になってまわりの友人たちが急に大人びてついて行けなくなった

・友達どうし3人でバイトを始めたけれど、うちだけ厳しすぎてなかなか一緒に行動できないことが多くなった(夜遅くまで働けない、バイトの後に友達と遊びに行かせてもらえないから2人の話題についてゆけなくなるなど)

 

なんかとりあえず孤独感を感じることが多かった。

そしてまわりの友達がダイエット成功してるのに、何をしても挫折してしまう自分がイヤだった。

成長期で同じような体型の女子が多かったのにも関わらず、言われやすい性格だからなのか

「太ってる」

と言われまくった時期があった。

久しぶりに会った親戚の叔母さんに

「立派な太ももだね~」

と言われて傷ついた。

 

いろんなことが重なって、悔しすぎてあるとき何かが吹っ切れたように頑張りすぎてしまったのです。

本当に悔しすぎた。それだけが原動力になって、我慢が苦手な私が意地だけで頑張れちゃったのです。

痩せたらめちゃくちゃ自信がついた。

つらくても歯を食いしばって頑張ることは本当に大切なこと。

でもそれがときにプラスにならないことだってある。

 

まわりが痩せたねって褒めてくれた。

痩せすぎを心配して親がすごく優しくなった(腫れ物に触るような感じ)

拒食症によくある症状で「過活動」が激しくなりすぎて、勉強や運動にのめりこむようになったら成績が一気に上がり教師に一目置かれる存在になれた。

 

今までのダメダメな自分に戻りたくない。今の地位を維持したい。

というか戻れない状態まで追い込まれてしまった。

食べなければ、もっと痩せればすべてうまくいく。

 

過活動=ダイエットハイ

『ダイエットハイ』なんてたぶんずっと続けていられない
集中力があって常にパワーがみなぎっている状態。 そんなのがずっと続いたら、毎日やりたいことがガンガンできていいですよね。 それを仕事に生かせば、出世できちゃうかもしれないし、家事に生かせば、家じゅうピッカピカ♪ になるかもしれない。 そんな状態を作る方法はあって

 

食べ物のカロリーが怖い! 完璧主義の拒食症

食べ物のカロリーが怖い。

おなかに食べ物が入っていることが不安で泣きたくなる。

消化しなきゃ、もっと脂肪を燃やさなきゃと、人一倍動き回る。

 

どんどん減る体重。

頑張り屋な自分。

どっちもやめられない。

だって、周りがそんな自分を褒めてくれるようになったから。

こんなに褒められたこと、あったかな?

気持ちよかった。

 

体重計の数値が気になって仕方ない。

一日に何回も体重計に乗る。

まだ太ってる、もっと痩せないと。

たとえ体重が減っていても、自分に○を与えることなんてできなくなりました。

 

今まで勉強も運動も真面目にやったことなんてなかった私が、超完璧主義の拒食症になりました。

 

拒食症の女子高校生だったときの食事「カロリー計算」

1200 ㎉ → 900 ㎉ → 300 ㎉

 

最初はカロリー計算していました。

好きだったファッション雑誌「プチセブン」に書いてあった

「痩せるには一日の摂取カロリーは1200kcal以下」

これを忠実に守り記録してゆく。

 

痩せ始めると嬉しくてエスカレート。

1200キロカロリーより少なくすればもっと痩せる!

最後に覚えているカロリー計算してノートに記した数字、900キロカロリー。

それ以降は徐々にカロリー計算ノートをつけるのをやめてゆきました。

食べ物のカロリーを把握できるようになったのと、カロリーのないもの少ないものしか食べられなくなったから。

 

一日に食べていい摂取カロリーは300キロカロリー以下と決めて、それ以上は食べない。

頭の中は常に食べ物のこと、食べることでいっぱい。

食べたい食べたい食べたい食べたい。

なのに食べられないのです。

食べ物が怖い、カロリーが怖い。

 

拒食症の高校生活、いちばんのネックは学校での「お弁当」

食べているのを人に見られたくないのです。

というか食べているものを見られるのが恥ずかしい。

 

「そんなちょっとしか食べないの?」

「めっちゃ健康食じゃん」

「カロリー少なそう」

「大丈夫??もっと食べなよ」

小さな弁当にみんな注目する。

 

「こんなに痩せちゃって」

「もっと太ったほうがいいよ」

そう言われるのが嫌で、私は孤立してゆきました。

 

今までは散々

「太ったね」

「もっと痩せたほうがいいよ」

そう言っていたくせに…私が痩せたから羨ましいんだ。

「私を太らせようとしている」

ここにいるクラスメイトはみんな敵。

 

低カロリーなお弁当を隠すように食べる。

ひとくち食べたら蓋を閉め、またひとくち食べたら蓋を閉め。

とても奇妙な行動だったと思います。

 

心配して声をかけてくれていた親友までもが腫れ物に触るように接するようになり、私はひとりぼっちになりました。

 

拒食症初期の頃に作っていた弁当を思い出して作ってみた

もうずっと昔のことなので、どんなお弁当だったのかははっきり覚えていません。

けれどもなんとなく思い出せる感じで作ってみました。

 

「きのこ、ひじき、こんにゃく、海草」

よく食べていたのはそんなカロリーの少ないもの。

飲み物はブラックコーヒーとお茶のみ。けれども体重が増えるのが怖くて、水分ですらあまり飲めませんでした。

 

そのときの弁当がこんな感じ。

 

拒食症のときのお弁当

 

画像左は「ひじきとえのきのスパゲティー」なのですが、パスタはほんの10グラムなのでほとんど見えません。

ちなみに10グラムのパスタはこのくらい。カロリー38kcal。

 

10グラムのパスタ

 

炭水化物なんて食べたくないけれど、親の目と周りの指摘が嫌でちょっとだけは摂取していました。

 

右下の豚肉はしっかり茹でて「油抜き」してあります。

お肉や魚も油が怖くて食べたくなかったので、しっかり油が抜けるまでしつこくしつこく茹でていました。

 

そんな女子高生らしくもない脂の抜けたパッサパサな肉やら色合いの地味なお弁当。

クラスメイトに見られるのなんて嫌だった。

だから寂しかったけれど、ぼっちは安心できた。

 

拒食症だったときの食べる量、変な食べかた「油抜き」のやりかた(画像あり)

家族と住んでいるというのも、拒食症にとってはネックでした。

食べたくなくても食べなければならない。

ご飯やお味噌汁はたくさん盛られると困るので絶対に自分でよそいます。

(よそわれると目の色変えて怒ります)

母親が心配するような量しか食べられませんでした。

 

拒食症のときのご飯と味噌汁

 

ひとくちで食べられそうな量を

家族が食べ終わるまでゆっくりゆっくり食べる。

おかずも野菜は食べられるけれど、甘辛い味のものや油で炒めたようなものは「味が濃すぎて食べられない、脂っこすぎる」と拒否る。

 

揚げ物なんて悪でしかない。

本当は食べたくないけれど、女子高生の私。まだ親に養ってもらっている身では完全に拒否することはできません。

心配されすぎるのもウザかったし。

 

フライや天ぷらは衣をはがしてティッシュで油が抜けるまで押さえつける。

一生懸命作ったものを目の前でそんな風にされてなんだか母は悲しそうでしたが、怖くて食べたくなんてないのです。

 

ダイエット目的で揚げ物の衣をはがすという人はいると思います。

私がやっていたフライやてんぷらの油抜きの方法はこんな感じ。

 

エビフライとカロリー

スーパーで買ってきたエビフライ(作るの面倒だった)

 

衣を取ったエビフライ

衣を取ります

 

ティッシュで油をとったエビフライ

ティッシュに挟んで押さえつけて油を吸い取ります

 

エビフライと衣を取ったエビフライ

エビフライと衣を取って油抜きしたものの比較

 

エビなんてカロリーはそれほど高くないけれど、油以外にもたんぱく質を摂ることですら嫌でした

今の時代は低糖質ダイエットがあるようにたんぱく質は太りにくいと言われていますが、昔はそんな知識はなかったので、たんぱく質も悪でした。

というかカロリーのあるものはすべて怖い。

私は太ってるからカロリーなんて摂っちゃいけない! カロリーなんて必要ない! 

そう頑なに思っていました。

 

身長158センチ、体重37キロ。

拒食症的にはそれほど痩せているほうじゃないけれどそれでも細い。

 

脚は棒のよう。体は骨が目立ってごつごつしてる。胸はぺちゃんこ。

髪はごっそり抜けて生え際が薄くなり、常にめまいで倒れそうになるのを必死で耐えている。

 

そんな体になっても私は太っている」そう思う気持ちはなくなりませんでした。

 

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拒食症「食べられないもの、食べられるもの」

拒食症の人には、食べられないものと食べられるものが必ずあります。

揚げ物は絶対無理という人は多いと思うし、私の場合はたんぱく質も怖かった。

ご飯などの主食は太る食べものとしか思えなかったので、家族の目を気にしてちょっと口にしてはいたものの本当は食べたくなんてありませんでした。

 

食べられるものはカロリーの少ないものだけ。

今のようにゼロカロリーの食品なんてほぼなく、あったらそれしか食べなかっただろうなと思います。

 

拒食症によくある症状「料理にはまる、食べさせたがる」

私はもともと趣味がお菓子作りというのもあって、摂食障害にありがちな

「料理やお菓子作りにハマる」

という症状が酷かったです。

 

拒食症の人は食べたいのに食べられないと言いますが、本当は食欲なんて我慢しているだけで食べたくて仕方がないという場合が多いのです。

私の場合も食べたくない食べられないと言いつつも、本当は喉から手が出るほど食べものを欲していました。

 

そして、頻繁にお菓子や料理を作って人に食べさせたがりました。

自分は食べないで、人に食べさせると満足する。

私以外の人はたくさん食べないと許せないのです。

 

とくに女性には「太れ、もっと太れ」という気持ちが強かった。

いちばん身近な同性である妹たちに対しては、相当ひどいことをしていました。

 

拒食症「許可食」

拒食症の人は皆たいてい

「許可食」

という食べても許されるものがあります。

ゼロカロリーゼリーだったり野菜や海藻だったり、豆腐だったりおしゃぶり昆布だったり。

ときにはある特定のお菓子を少量なら食べられるとか、人によってそれぞれです。

それを食べることを「吸収」と言い、一日に食べても許されるカロリー内で厳しく制限して生活するのです。

 

そしてその許可食は、拒食期が終わってからも人によっては残ります。

 

拒食症の症状の次にたいていの人は過食期が訪れます。

過食してそのあと体重を維持するためにさらに食べ物を制限する制限型。

食べたことをなかったことにするべく、嘔吐やチューイングする排出型。

どちらの人も、拒食のときに食べても許されるとしていた許可食なら、吸収できるものとして残ることが多いみたいです。

 

「拒食症の女子高校生時代」まとめ

信号待ちの女子高生

 

私は完璧、痩せていないと私じゃなくなる。

本当はそんな強い人間なんかじゃないから、拒食症のときは本当につらかった。

でもそれに見合った注目と称賛がありました。

 

だけど毎日戦っていた。

太る恐怖、食べたいけど食べちゃダメという葛藤、孤独。

 

「食べてしまえば楽になる」なんてあり得ないのもわかっていた。

今の状態で食べたら止まらなくなる、確実に太る。

そんなことはわかりきっていたからますます食べることが怖くなる。

拒食のとき、本当に辛かった。生きることから逃げようと思うことなんてしょっちゅう。

 

けれどもその後の過食や過食嘔吐の時期はもっとつらかった。

過食よりも拒食でいたときのほうが楽という人は多いです。

完璧な自分を維持するということもつらいけれど、完璧じゃなくなった自分を目の当たりにすることは性格的にもっと辛い。

だからこそ食べることが怖い、それも摂食障害が治りにくい理由のひとつなんじゃないかと思います。

 

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