依存症専門の病院に入院したときのこと

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白壁とホスピタル

私は依存症専門の病院に入院させられた過去があります。

摂食障害、拒食症、過食嘔吐、アルコール依存に安定剤。希死念慮ばかりの日々

アルコール依存症に加え、摂食障害の症状が併発したとき、私の行動はとんでもなく自己中で破滅的になりました。

いくら訴えても説明しても、摂食障害のことを家族にすら理解してもらえず、安定剤とアルコールで泥酔状態になった私は家に閉じ込められました。

すごく悔しくて、悲しみは怒りに変わりました。

家族に反抗するかのように、見せつけるかのように過食嘔吐しました。

外に出られないので、母親に食べ物を買って来いと命令し、食べたらトイレに駆け込んで、このときばかりはコソコソせずに思い切り吐き出しました。

「なんでこんなことされなくちゃいけないんだ!」
と泣き崩れる母。

家族と大喧嘩になり、包丁まで持ち出して母親と死ぬ死なないの大騒動までやらかしましたw
(ただの「フリ」のつもりでしたが…)

食道が荒れて血まみれになった吐しゃ物を、廊下に吐き出して泣き崩れたりもしました。

今考えると、ダサいことしてたなって恥ずかしいですがw

そして、あまりの私のひどい行動に辟易した家族に、依存症専門の病院に強制入院させられたのでした。

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依存症専門の病院ってどういうことろ?

病院の廊下

ひとことで言って
「もう二度と入りたくない」

そんなところです。

治すための施設なので、そんなに甘っちょろいところではありません。

別にスパルタなことをされるわけでもなく、ベッドに縛り付けられてとか、そんなことをされるということもありません。

(いろんな依存症の人がいたので、時には暴れて連れ去られて閉じ込められている人もいましたが…)

ただただ退屈なのです。

好きなときに好きなものを好きなだけ買って食べるということもほとんど出来ません。

過食嘔吐してる人もいたけれど、人がたくさんいるので、そういうことをしている人は余程症状がひどすぎる人だけでした。

私も吐いたことはあるけれど、気になってあまり吐けませんでした。

閉じ込められて外出も出来ないようなところだったので、そしてやることもそんなになかったので、ただただおしゃべりして煙草吸って、ご飯食べて、そんな感じでした。

 

他のことで入院したことがある人ならわかると思いますが、入院って退屈ですよね。

依存症の病院は、そういう病院よりもさらにいろんなことが制限されていることが多いので、もっともっとも~っと、退屈です。

人間退屈すぎると発狂しそうになります。

これは本当です。

楽でいいなぁと最初は思うかもしれませんが、3日もすればたいていの人は逃げ出したくなります。

そのくらい退屈で、無駄な時間だけが過ぎていく。

それが治療のために必要なことだと言われても、我慢ならないような気持ちになる。

そんなところです。

依存症、摂食障害に入院治療は必要か?

説明する医師

入院していた人、いろんな症状で入院している人がいましたが、どの人も口をそろえて言うのが

「こんなところいたってしょうがない」

「症状を一時的に抑えてるだけ」

ということでした。

 

アルコールや薬物関係の人は、それを抜いて体を回復するために入院するのはとてもいいと思います。

摂食障害の人は、痩せすぎて命が危ないような人なら、入院でもして強制的にでも栄養を摂取しないといけないでしょう。

過食嘔吐にしたって、いつ失敗して命を落とすかわかりません。

体だって、自分が気づいていないだけでボロボロです。

それを回復させるために入院するというのもありです。

 

自分の意思で本気で治したいと思っている人が入院すれば、そしてそこでのプログラムに真剣に取り組めば、治ることもあるかもしれません。

けれどもそういうところに入院している人たちは、すべての人が自分から治したいと思っている人ばかりではありません。

なので、そういう人たちとダラダラした環境で触れ合っているうちに、そっちの方向に引っ張られてしまう可能性も大きいです。

コレは本当で、人間暇すぎると仲間を必要とします。

仲間の考えを共有してしまいがちになります。

余程意思が強くないと、引っ張られます。

なので、治る人もいるけれど、治らないことも多いと私は思います。

実際私も、体は回復したけれど、仲間と気持ちの共有もできてすっきりはしたけれど、治りはしませんでした。

早く退院させてくれ!という気持ちのほうが大きかったかな。

それは入院しているみんながそうなので、退院するための悪知恵を仕込まれますw

なので治って退院するというよりも、逃げ出すために嘘をついて退院する人のほうが圧倒的に多いです。

だって本当にそのくらい退屈だもの。

何ヶ月もそんな環境にさらされたら、たいていの人はそっちのほうに力入れるようになると思う…

病院にもよるのでしょうが、私のいたところはそんな感じでした。

でも体を回復させるためには、入院治療は人によっては必要だと思います。

依存症、摂食障害で入院している人たち

病院の廊下と花

いろんな人がいました。

そしてみんなたいていはなんらかの薬を服用させられているので(私は途中から拒否しました)ぼ~っとしています。

ときには薬の副作用で疑心暗鬼になって、他人に疑いの気持ちを持つ人もいるので、喧嘩をふっかけられたこともありました。

摂食障害(拒食症、過食嘔吐)がひどくて、痩せすぎて栄養を必要とされている人なんかは、高カロリードリンク(エンシュア・リキッドですね…)を飲まされたりしていましたが、たいていそんな子は拒否がすごいので飲みません。

太らされる!という気持ちが大きいので、とんでもなく反抗します。

これは気持ちが痛いほどわかるので、見ていて可愛そうでした。

 

アルコールや薬物依存の女の子たちで、私のように摂食障害のある人はとても多かったです。

年齢の高い人や男性なんかはそうじゃないことが多いですが、女の子はほとんどがそうでした。

もちろん男性でも、アルコールや薬物依存で摂食障害もあるという人はいました。

摂食障害じゃなくても、その依存が強すぎて食べ物を摂取できなかったり、内臓がやられてしまっている人が大勢いたので、ほとんどの人が食餌療法を必要としていました。

なので、毎日毎食、どれだけ食べ物を摂取したかということを聞かれます。

摂食障害の人は、吐いていないかも聞かれます(そんなの嘘つくに決まってますが…)

摂食障害の人にとって、そんな食事管理はとても苦痛なはずなので、私は発狂しそうでしたが、そういうところなので仕方ありません。

最後のほうは半ばヤケになって、全部食べて狂ったように運動しまくっていましたw

 

いろんな依存症の人がいるので、なんだかとてもディープな話が聞けて、とても刺激の強い場所でした。

途中でコレは命の危険があるんじゃないかと変に恐ろしくなった私は、他人と喋らずに過ごすというスタイルを決め込んでしまったほど。

そのくらいディープな世界でした。

檻のあるような精神病院でしたからね…

どこかは秘密です(笑)

「私はこの人たちとは違う」と思っていたバカ野郎

ふんぞり返るライオン

そんな病院だったので、散々暴れて家族に迷惑をかけた私だというのにもかかわらず

「私はここまでひどくない、この人たちとは違う!」

と失礼ながらずっと思っていました。

今考えると本当にバカ野郎です。

たぶん私はその人たちよりもひどかったのです。

だって、その後退院してからも全然治らず、むしろもっとやりたい放題暴れましたから…

 

え!

最初に書いたことよりさらにひどくなったの!?

そうなんです。

もうここにはこれ以上書けませんw

なのでそっとしておいてください(爆)

 

せっかく高い入院費払って親が入れてくれたんだから、もっと身になるような行動をすればよかったと、今となっては親に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
(金額は詳しく知りませんが、とりあえず結構いい金額でした)

その入院費がどこから出たお金なのかはわかりませんが、たぶん両親の老後のお金です…

お金って歳を取るとすごく大切になりますよね。

「お金なんて、生きてりゃなんとかなる」

というのは、なんとか働けているうちの言葉。

老後なんてそんなに働けないし、なんともなりません。

だからお金って大切で、それを私は無駄に使わせてしまった。

だからこそこれ以上迷惑をかけたくはないと、今は思っています。

もう十分、骨の髄までしゃぶっちゃったけど。

お父さん、お母さん、ごめんね。

子供のころは「いい子」でいられたのに、ずいぶんと反抗しちゃって。

でも本当は大好きだよ。

って言いたいです。

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